ショウガ根〈Ginger〉重要な香味野菜で、東南アジアから東アジア温暖地域で、古く から栽培されている。日本への伝来は平安時代といわれている。昔ショウガはお馴染みのスパイスとしてはもちろん、様々な文化を 持つ国で上記のような症状に何千年もの間薬として使用されてきた。中国ではショウガは漢方役の調合に最も多く名の上がるハーブ のひとつで、黒大豆、リョクトクまたはカンゾウ根と共に調合し、食あたりや化学物質中毒の治療によく使用される。近年、火傷の 治療に新鮮なショウガ汁を用いるという新しい利用法が中国で発表されている。我々の予想に反して、皮のむけていない状態ならば ショウガ汁はしみることが無く直ちにその痛みを軽減してくれるのである。ここ数年の間に、特に臨床実験においてその有効性が認 められてから、ショウガはよく効く乗り物酔いの薬としての人気をぐんぐん伸ばしている。しかしこれは中国は何世紀も前から行わ れてきたことである。中国の人々は何世紀もの実体験からショウガがこの特性を良く知っていてその恩恵を実につつましかやに受け てきた。しかし、もしアメリカの官僚が彼らのいつものスタイルで話を進めるならば、彼らは中国人に昔からショウガの効用につい て知っていたというようなことを口にするなと指図することだろう。さらに政府お膝下の製薬会社が開発した薬だけを認可する。結 局私達は有毒な副作用について何の説明もないような薬品をとんでもない金額で買わざるを得なくなっているのだ!

種 別ショウガ属(ショウガ科)
利用部位根茎
効能駆風、発汗作用、食欲増進、抗嘔吐、吐き気止め、消化、抗炎症、鎮痛、解毒、強壮
伝統的用途風邪、喉の痛み、呼吸困難、咳、痰、鼻づまり、吐き気、嘔吐、腹部膨張、腰痛、 下痢、出血、薬の副作用、食あたり
近代の用途マラリア、リューマチ痛、腸管ヘルニア、胃及び十二指腸潰瘍、赤痢、睾丸の炎症、 薬物中毒、治りにくいただれの局所治療薬、痔、火傷、皮膚剥離、歯痛